BTSのSUGAが、自閉スペクトラム障害の子どもたちのために専門治療センターを設立し、
大規模な寄付を行ったことが明らかになりました。
23日、セブランス病院は「SUGAの支援で『ミンユンギ治療センター』を設立し、
精神的ケアや自立支援に特化した治療プログラムを提供する」と発表しました。

SUGAは昨年から小児精神科医のチョン・グナ教授と連携し、
音楽を通じた社会性訓練『MINDプログラム』を共同で開発。
彼自身が週末に子どもたちと会い、ギターや楽器を用いたセッションに参加しながら、
子どもたちの表現力や社会性の成長を見守ってきたそうです。

「自閉症の子どもたちが、音楽を通して他者とつながる可能性を実感した」という
SUGAの言葉通り、プログラムの成果も顕著でした。
センター建設のために寄付した50億ウォンは、
セブランス医療機関史上アーティスト個人として最大の金額とのことです。

今後はMINDプログラムの研究や専門家の育成も進めながら、
発達障害の子どもたちが社会の一員として成長できる道を広げていく予定です。