カカオが発表したカカオトーク大規模改編は、ユーザーの強い反発を受けてわずか1週間で撤回されました。友だちリストが大きく変わったことに不満が殺到し、Google PlayやApp Storeで最低評価が相次ぎました。
さらに、経営陣が実務陣の反対を押し切って改編を強行したという内部告発も登場。ブランド信頼の失墜や現場の業務過重が指摘されています。カカオは結局、従来の電話帳型リストを初期画面に戻す方針を示しました。
この事態の中心にいるのが、元トスバンクCEOで現在カカオCPOを務めるホン・ミンテク氏です。トスでは革新的な金融商品で黒字転換を実現しましたが、カカオでは「組織文化に合わないリーダー」との批判も。外部からのパラシュート人事とされ、トス式の文化を強行したことが混乱を招いたと指摘されています。