韓国の文在寅元大統領が、
前職大統領としては史上初めてユーチューバーデビューを果たしました。
文元大統領は、自身が“書店主”として紹介される形で登場し、
少年裁判を受けた青少年たちが制作した詩集などを取り上げながら、
「大人の関心と愛情があれば、子どもたちは正しく育っていく」と語りました。
動画は、ユーチューブチャンネル「平山書房」で公開され、
元儀典秘書官の卓賢民氏との対談形式で進行。
動画制作は「謙遜放送局」が担当し、
元大統領が特定チャンネルにレギュラー出演するのは初めてのことです。
文元大統領は、保護委託処分を受けた青少年たちが書いた詩集『いま、家へ帰る』や、
柳基仁判事らが編んだ『君のそばにいてあげる』を推薦作品として紹介し、
子どもたちが印税を受け取る経験をすることで、自負心を持って生きてほしいとコメントしました。
ユーチューブデビューに対しては賛否が分かれ、与党支持者からの批判コメントもあった一方で、
応援の声も多く寄せられています。