韓国・忠清南道で発生した無免許運転による死亡事故が、加害者である10代の若者たちの行動によってさらに大きな波紋を呼んでいます。事故後、同乗していた10代の一人が病院で撮影した「ダンス動画」をSNSに投稿し、被害者を嘲笑するような内容が含まれていたことが明らかになりました。
タクシー運転手として働いていた被害者の男性は、帰宅途中に命を落としました。しかし加害者らは救護措置を取らず、謝罪や示談の動きもないままです。さらに、同乗者は「無免許運転を知らなかった」と供述し、警察は彼らを処罰対象としなかったことも批判を招いています。
運転していた加害者には懲役6年の判決が下されましたが、SNSに残された動画を目にした遺族は「胸が張り裂けそうだった」と語り、韓国社会でも怒りと疑問の声が広がっています。今回の事件は、未成年の責任と処罰のあり方について大きな議論を呼んでいます。