青森市の住宅で、韓国籍の34歳の男が両親を刃物で刺して殺害したとみられる事件で、
両親の遺体にはそれぞれ数十カ所におよぶ刺し傷が確認されました。
警察は強い殺意があった可能性が高いとみて捜査を進めています。
逮捕・送検されたのは金本大周容疑者で、
自宅で母親の美羅さんを刃物で刺して殺害した疑いが持たれており、
父親の直人さんの殺害にも関与したとみられています。
金本容疑者は自ら「両親を殺した」と110番通報しており、その通報をきっかけに事件が発覚しました。
美羅さんは浴室で、直人さんは1階の廊下で血を流して倒れていたということで、
いずれの遺体からも深い刺し傷が見つかったとされています。
傷の中には肺に達するほどの深さのものもあり、強い殺意を裏付ける可能性があるとみられます。
警察は現在、事件の動機や当時の状況を詳しく調べていて、
背後関係についても慎重に捜査を進めています。