BTSのSUGA(ミン・ユンギ)が約5億円を寄付して設立された「ミン・ユンギ療育センター」が30日、韓国・セブランス病院でオープンしました。センター内部には音楽や言語、行動療法を行うための療育室や、音響設備を備えた音楽・社会性集団療育室などが整備され、専門家チームが統合的な療育を提供します。
このセンターではSUGA自身が関わった「MINDプログラム」が導入され、音楽を通じて自閉スペクトラム症の子供たちの自己表現や社会性を伸ばすことを目指しています。子供たちは自ら楽器を選び、合奏を通して他者との交流や順番を守る体験を積むことができます。
研究でも音楽療育は自己表現や相互作用能力の発達に効果があると報告されており、今後は施設拡張も予定されています。SUGAの活動は、韓国初の芸術融合型療育・自立支援モデルとして注目されています。