韓国国会で、女性も軍の現役兵として勤務できるようにする兵役法改正案が発議され、
社会的な議論が広がっています。背景にあるのは、深刻化する人口減少と兵力不足です。
現行制度では、女性は志願により将校や下士官として軍務に就くことは可能ですが、
一般兵としての勤務は認められていません。
今回の改正案では、性別に関係なく現役兵を選抜できるようにする内容が盛り込まれています。
韓国軍の兵力は過去6年間で約11万人減少しており、
今後は入隊対象となる男性人口も大幅に減ると予測されています。
そのため、女性の現役兵入隊は現実的な対策として注目されています。
一方で、軍内部における差別や性犯罪への懸念も根強く、
制度導入には慎重な準備が必要だという声も多く聞かれます。
専門家の間では、今回の改正が将来的な女性徴兵制議論への
「前段階」になる可能性も指摘されています。