中東情勢の緊張が続くなか、韓国ではガソリン価格が大きく上昇している。一方で、日本では価格の上昇幅が比較的緩やかだとして、韓国のオンラインコミュニティで話題となっている。
韓国メディアの報道によると、最近韓国ではガソリン価格がリットル当たり約200ウォン近く上昇したのに対し、日本の上昇幅は約2〜3円(約20ウォン前後)程度にとどまっているという。
ただし、日本でもガソリン価格自体は上昇傾向にあり、東京都内のガソリンスタンドではリットル160円前後の表示が一般的とされている。
さらに会員割引やアプリ決済割引などを利用した場合、実際の支払い価格は150円台前半まで下がるケースもあるとされる。
これを韓国ウォンに換算すると、韓国よりリットル当たり300〜400ウォンほど安い水準になるという指摘もある。
こうした価格差の背景には、日本政府による燃料価格抑制政策があると分析されている。日本では燃料価格高騰を抑えるため補助金制度が導入されており、さらに長年続いてきた燃料税の見直しなども議論されている。
また、日本は石油備蓄量が比較的多いことも価格安定の要因とされる。日本の石油備蓄は約254日分とされ、韓国の約208日分より1か月以上多いと報じられている。
一方で、日本の原油輸入は約95%を中東地域に依存しているため、地域情勢の緊張が長期化した場合、現在の価格安定政策を維持するのは難しくなる可能性も指摘されている。
こうしたニュースに対し、韓国のネットユーザーからは「韓国は価格が上がるときは一気に上がるのに、下がるときは少しずつしか下がらない」「日本は消費者の反応が強く、不買運動なども起きやすい」「近所のガソリンスタンドが1640ウォンから数日で1940ウォンまで上がった」など、さまざまな意見が寄せられている。