7月に韓国軍の輸送機が日本の防空識別圏に進入し、自衛隊機がスクランブル発進した件で、韓国国防省は関係者10人余りを処分しました。
この輸送機はグアムへ向かう途中、悪天候を避けたことで燃料が不足し、緊急着陸を宣言。沖縄・嘉手納基地に着陸しましたが、日本側への協力要請や指揮系統に問題があったとされます。
韓国メディアによれば、パイロットは「予防着陸」を日本側に通知したものの伝わらず、日本の承認を得ないまま防空識別圏に入ったと報じられています。
この事態を受け林官房長官は「遺憾」とし、韓国側に再発防止を申し入れました。