毎年恒例の『W Korea』乳がんチャリティーイベントが、今年は思わぬ方向で話題になっています。
表向きは「乳がんの早期検診と認識向上」を目的としたチャリティーイベントでしたが、実際には有名人を集めたパーティーのような雰囲気だったとの声が相次いでいます。
ソウルのフォーシーズンズホテルで開催された今回のイベントには、BTSのV、aespaのカリナ、IVEのウォニョンなど、超人気スターが勢ぞろい。
しかし公開された映像では、彼らがシャンパンを手に音楽と踊りを楽しむ様子ばかりが目立ち、「乳がん啓発の要素が全く見えない」と批判が殺到しました。
さらに、歌手パク・ジェボムが女性の体を性的に表現した曲「몸매」を披露したことにも非難が集中。
W Koreaは該当映像を削除しましたが、信頼はすでに揺らいでいます。
寄付金額の少なさも指摘されています。
20年間で寄付されたのは約11億ウォンで、年平均約5,500万ウォン。
一方、同じ趣旨の他団体イベント「ピンクラン」は24年間で約42億ウォンを寄付しており、差は歴然です。
イベントの華やかさと目的の落差が、より一層批判を強めているようです。