Netflixで配信中の韓国ドラマ『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』は、一見すると法廷ドラマに見えますが、その本質はもっと深いところにあります。
これは、夢を抱いて社会へ飛び出した若者たちが、厳しい現実とぶつかりながらも、自分なりの光を探して歩いていく群像劇です。
主人公は、新人弁護士カン・ヒョミン(演:チョン・チェヨン)。
韓国有数の法律事務所・ユルリムに飛び込んだ彼女は、理想と現実のギャップに戸惑いながらも、一歩ずつ前に進んでいきます。
その前に立ちはだかるのは、冷静沈着で完璧主義なベテラン弁護士ユン・ソクフン(演:イ・ジヌク)。
感情に流されない彼の姿に、ヒョミンは試され、刺激を受け、そしていつしか心を動かされていきます。
このドラマが静かに語りかけてくるのは、「希望を持ち続けることの強さ」。
競争と妥協に満ちた世界の中で、何を信じて生きていくかを問いかけるような、芯のある青春ドラマになっています。