オーストリア・ウィーン大学の研究で、生ニンニクの摂取が心血管や代謝など幅広い健康効果をもたらすことが明らかになりました。
国際学術誌「Frontiers in Nutrition」に掲載された報告によると、生ニンニクを食べることでコレステロール値や中性脂肪が低下し、善玉コレステロール(HDL)は増加。血圧安定や血糖代謝改善、抗酸化作用の向上なども確認されました。
観察研究では、肝がん・食道がんなど一部のがん発症リスクの低下や高血圧予防、非アルコール性脂肪肝の改善効果も見られました。
さらに筋力指標や動脈の健康改善など、加齢に伴う変化にも良い影響が確認されています。
これまで加工ニンニクの研究は多かったものの、生ニンニクそのものを科学的に検証した研究は少なく、今回の成果は今後の大規模・長期研究の基盤になると期待されています。