流産後に性行為を拒否した妻を殺害したとして殺人罪に問われた男性について、
二審の裁判所も一審と同じく重い刑を言い渡しました。
法曹界によると、ソウル高裁は被告に対し、懲役25年を言い渡しました。被告は控訴審で、
自ら通報した点を挙げて自首に準ずる事情があることや、
妻が性行為を拒否し周囲に自分を悪く言ったことが犯行を誘発したと主張しました。
しかし裁判所は、被告が捜査の進展に合わせて供述を変えてきた点や、
被害者が睡眠薬の過剰摂取で死亡したと誤認させようとした点などを重く見て、
「積極的な隠蔽・仮装行為があった」と判断しました。
また、被害者側に責任があるとする主張についても、
当時被害者は心身ともに脆弱な状態にあったにすぎず、
殺人を正当化する理由にはならないと明確に否定しました。
被告は昨年3月、自宅で酒に酔った状態で妻の首を絞めて殺害したとされています。
妻は流産後の出血が続いている中で性行為を求められ、拒否したことがきっかけだったとされています。
裁判所は、「最も安全であるべき家庭で、
人生を共にするはずだった配偶者に命を奪われた」と指摘し、犯行の悪質性を強調しました。