韓国・済州島が、日本人観光客の誘致をさらに強化しています。済州特別自治道と済州観光公社は、都内で旅行関係者約120人を集めたイベント「2025チェジュ観光の夕べ」を開催し、日本市場への注力姿勢をアピールしました。
特に注目を集めているのが、関西圏発に限定して実施されている「日本人向けパスポート取得キャンペーン」。パスポートを新規取得した人を対象に、チェジュ旅行に対して1万円の補助金が出るというもので、すでに関東圏からも問い合わせが殺到しているとのことです。
このキャンペーンは、出発から逆算して3ヶ月以内にパスポートを新規取得し、提携旅行会社(阪急交通社、HIS)を通じて旅行を予約した人が対象。テレビでも報道され、駅広告やカフェとのコラボも話題になりました。
済州側は今後、文化に基づいた観光素材づくりや、日本の旅行会社との連携強化も進める予定で、日本人誘致の動きはさらに活発化しそうです。