最近、韓国で自転車事故が急増しています。
その背景には「ブレーキのないピストバイク」の大ブームがあります。
人気ユーチューバーの影響で若者の間で広がり、小中高生まで乗る姿が見られます。
映像には、車と激突しフロントガラスを割る事故や、
自転車同士の正面衝突の様子も映っていました。
死者が出るケースもあり、社会問題になっています。
価格は30万円から100万円を超えるモデルもあり、
技を決めるスリルに「中毒性がある」と話す学生も。
警察は取り締まり強化を表明しましたが、
現行法では「走るだけ」では処罰が難しいのが現状です。
専門家は「ピストバイクはスピードを出せば違反になるが、
ゆっくり走れば取り締まれない」と指摘。
政府は新たに規制法整備を進めています。